77歳お祝いの花について
お花の選び方について
お祝いの花を選ぶ方法としては、大きく分けると
「色から選ぶ」
「月の花や花言葉から選ぶ」
「デザインで選ぶ」
3つに分けることが出来ますが、
77歳のお祝いである喜寿の色は「紫色」ですので、どうしようか迷った場合は、「紫色の花」を選ぶのがオススメです。
☆色から選ぶ
贈る相手の花の好みがわかるケースは少ないかもしれません。そんなときに、普段使っている文房具や身につけているものから、好みの色で、花を選ぶこともできます。
めでたいシーンでは、暖色系の花が好まれます。相手の好みの色が寒色系の場合は、その色の花を贈っても失礼にはあたりませんが、迷ったときには、暖色系の花でまとめるほうが無難です。
【色のパワーとイメージ】
赤色:「火」の色に象徴され、生命力を表す色。ゴージャス、情熱、健康、熱心などのイメージ。バラ、ガーベラ、アンスリウムなど。
黄色:希望や活気、発展、幸福の色。快活、軽快、楽しい、好奇心、愉快などのイメージ。ヒマワリ、バラ、カラー、オンジジュームなど
オレンジ色:自信や活力をもたらす色。暖かい、活発、喜び、躍動的、元気、陽気、積極的などのイメージ。ユリ、スプレーアム、サンダーソニアなど。
クリーム色:グレードの高さや格を表し、出世へと導くパワーを持つ色。潔白、上品、高級、神聖などのイメージ。バラ、カーネーション、マトリカリアなど。
紫色:相手に高貴な印象を与える色。神秘、妖艶、不思議、高貴、気品、芸術的などのイメージ。チューリップ、カンパニュラ、アネモアなど。
青色:誠実な心を象徴し、平和と真実の色。冷静、希望、平和、無限、知性などのイメージ。ブルーレース、トルコキキョウ、ブルースターなど。
水色:柔らかくてクリアな印象の色。冷静、希望、平和、無限、真実、清涼、忠実などのイメージ。ヒアシンス、マーガレット、ニゲラなど。
白色:純潔や平和、精神安定と心を浄化してくれる色。潔白、高級、純真、素直、勝ち、善良などのイメージ。ユリ、バラ、カラー、アンスリウムなど。
☆月の花と花言葉から選ぶ
花も生きものなので、旬があります。花屋に並ぶ、四季折々の花から、その月を選んで贈るのも選択肢のひとつです。
また、花にはそれぞれ花言葉があるので、花言葉の意味も含めて選んでみるのもよいでしょう。手紙も添えて贈る場合は、その花言葉を書いてあげると喜ばれるでしょう。
【月の花と花言葉】
1月:チューリップ・・魅惑、博愛、思いやり、正直
1月:オンシジューム・・可憐、印象的な瞳、遊び心
2月:スイートピー・・優しい思い出、門出
2月:カラー・・夢のように美しい、乙女のしとやかさ
3月:フリージア・・純白、無邪気、あどけなさ、慈愛、親愛
3月:ワスレナグサ・・私を忘れないで
4月:バラ・・愛(赤色)、信頼(オレンジ色)、尊敬(白色)
4月:ガーベラ・・神秘、我慢強い
4月:ユリ・・純潔
5月:グロリオーサリリ―・・栄光、情熱的
5月:アンスリウム・・煩悩、他人行儀、印象深さ
6月:サンダーソニア・・共感、祈り、愛嬌
6月:デルフィニューム・・幸福をふりまく貴方
7月:トルコキキョウ・・希望、変わらぬ美、希望、優美、よい語らい
7月:ブーゲンビリア・・情熱
8月:ヒマワリ・・憧れ、情熱、光輝、敬慕
8月:グラジオラス・・たゆまぬ努力、情熱的な恋
9月:ダリア・・華麗、威厳、感謝、栄華
9月:リンドウ・・的確、正義
9月:クレマチス・・心の美
10月:コスモス・・乙女の純潔、真心、調和
10月:菊・・私を信じて下さい、女性的な愛情
11月:ブバルディア・・羨望、知的な魅力、清楚、夢想家
11月:椿・・完璧な魅力、誇り、美徳、控えめな美点
12月:カトレア・・あなたは美しい、優雅な貴婦人
12月:シクラメン・・はにかみ、清純(白色)
12月:スイセン・・尊重(白色)、愛に応えて(黄色)
☆デザインで選ぶ
自分で花の種類や色を指定して花束を作ってもらうこともできます。花屋の店頭はもちろん、最近ではインターネットから申し込むフラワーギフトでもデザインイメージを伝えて作ってもらう方法が増えてきています。
特に、花屋に電話や直接出向いて購入したり、予約するときには、「派手に」「優雅に」「コンパクトに」「上品に」「和風で」「男らしく」などのデザインイメージを伝えればよいでしょう。
相手は、花束を作るプロなので、渡す相手の性別や渡すシチュエーションなどを伝えると、親切に相談に乗ってくれるはずです。
そして、忘れてはいけないのが予算です。予算の範囲内で作ってもらうことを念頭に置きましょう。
お祝いの金額の相場について
喜寿祝いにお花を贈る場合、4千~1万円が金額の相場になります。
おすすめのお花の形態について
長寿の祝いに最適なお花の形態は「プリザーブドフラワー」「花束・ブーケ」「アレンジメント」などがおすすめです。
お祝いを贈る時期について
お祝いを贈る時期は、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間にします。祝賀会がある場合は、当日に持参されても結構です。
プレゼントに添えるメッセージの文例について
・ご長寿バンザイ! いつまでも健康で、明るく楽しい日々を送られますよう、お祈りいたします。
・喜寿おめでとうございます。いつまでもご健康で明るくお過ごしくださいますよう、お祈りいたします。
・つつがなく喜寿を迎えられましたこと、お喜び申しあげます。いつまでもお元気で。あわせてご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。
・喜寿おめでとう。あんまり無理をしないでね。いつまでも元気で、優しいおばあちゃんでいてください。
・おじいちゃん、喜寿おめでとうございます。人生百年、まだまだ青春時代、キラキラ輝き、ずっと現役でいてください。
・つつがなく喜寿を迎えられましたこと、心からお祝いを申しあげます。一層のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
・謹んで喜寿のお祝いを申しあげます。いつまでも、お健やかでいらっしゃいますよう、心からお祈りいたします。
・謹んで喜寿のお祝いを申しあげます。ますますお元気で長生きされますよう、お祈りいたします。
・めでたく喜寿をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝をお祈りいたします。
・めでたく喜寿をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝を祈念いたします。
「NTT D-MAIL」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より