賀寿祝いのお祝いの言葉について
プレゼントに添えるメッセージカードの文例について
プレゼントに添えるお祝いの言葉の文例を紹介しています。
○○のところには、「還暦」や「古希」など、それぞれの年齢のお祝いの名称を入れてください。
・ご長寿バンザイ! いつまでも健康で、明るく楽しい日々を送られますよう、お祈りいたします。
・○○おめでとうございます。いつまでもご健康で明るくお過ごしくださいますよう、お祈りいたします。
・つつがなく○○を迎えられましたこと、お喜び申しあげます。いつまでもお元気で。あわせてご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。
・つつがなく○○を迎えられましたこと、心からお祝いを申しあげます。一層のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
・謹んで○○のお祝いを申しあげます。いつまでも、お健やかでいらっしゃいますよう、心からお祈りいたします。
・謹んで○○のお祝いを申しあげます。ますますお元気で長生きされますよう、お祈りいたします。
・めでたく○○をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝をお祈りいたします。
・めでたく○○をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝を祈念いたします。
数え年で祝うのか?満年齢で祝うのか?について
昔は数え年で祝うのがしきたりでしたが、現在は満年齢で祝うことが多くなっています。
お祝いを贈る時期について
お祝いを贈る時期は、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間にします。祝賀会がある場合は、当日に持参されても結構です。
お祝いの金額の相場について
高価な贈り物の場合などには、みんなでお金を出し合って贈るのが一般的ですが、大体の相場は以下の通りです。
贈る相手:両親・兄弟の場合・・・2万~5万円
贈る相手:祖父母の場合・・・1万~3万円
贈る相手:親類の場合・・・5千円~1万円
水引、表書き、名前など、のしの書き方について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」
「祝○○歳(○○のところには、「六十」や「七十七」などを入れてください)」
「○○御祝(○○のところには「還暦」や「古希」などお祝いの名称を入れてください)」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
年齢ごとのお祝いの色について
60歳:還暦(かんれき)・・赤色
70歳:古希(こき)・・紫色
77歳:喜寿(きじゅ)・・紫色
80歳:傘寿(さんじゅ)・・金色
88歳:米寿(べいじゅ)・・金色
90歳:卒寿(そつじゅ)・・白色
99歳:白寿(はくじゅ)・・白色
100歳:百寿(ひゃくじゅ)・・ピンク色または金色
おすすめのプレゼントについて
60歳は「赤色」、70歳と77歳は「紫色」、80歳と88歳は「金色」、90歳と99歳は「白色」、100歳は「ピンク色か金色」がお祝いの基調色となりますので、その色にちなんだセーターやベスト、シャツ、ブラウスといった衣料品を贈るといったことがよく用いられます。
また、色にこだわることなく、絵筆や釣り竿といった趣味に生かせる品、日常生活を快適にする品を選んでください。
好きなお芝居の上等の席のチケットなども良いアイデアです。時期によって、マフラーなども喜ばれます。
いずれにしても、本人が選ぶものよりも少し若向きのものをお選びください。
おすすめの品物:歌舞伎などの観劇チケット、旅行券、釣り竿、絵筆、和装小物、陶磁器、ゴルフクラブ、ゴルフクラブのカバーセット、茶道具、碁盤、漆器、アクセサリー、日本酒やワインなどのお酒
☆無趣味の方、健康を損ねている方
また、無趣味の方や健康を損ねている方には、「電気毛布」や「羽布団」などを贈るのもオススメです。
おすすめ出来ないお祝いギフトについて
冠婚葬祭の贈り物は、現金や品物です。贈り物は、人間関係をスムーズにする、日本の礼儀のひとつでもあります。最近では、そのマナーや慣習もゆるく、薄れつつあります。贈り物のタブーについても、あまり気にする人はいなくなってきています。
とはいえ、せっかくの贈り物でタブーは避けたいもの。知っていけば、相手に不快な思いをさせずに済む、最低限のものをご紹介いたします。
☆ハンカチ・・・ハンカチとは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、手切れを連想させるので、NGです。また、白いハンカチは別れを連想させるのでタブーとされています。
☆櫛・・・「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。
☆日本茶・・・弔事に使われることの多い日本茶は、お祝いの贈り物には不適切とされています。しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。
☆印鑑・・・印鑑を贈るということは、責任を持てという意味が込められるため、両親や兄弟、上司以外が贈るのは避けた方がいいでしょう。
☆時計・かばん・・・時計やかばんは勤勉を意味するので、目上の人に贈るときには注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
☆履物・マット類・・・相手を踏みつけるという意味合いから、目上の人に贈る時には注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
「冠婚葬祭 お金のマナー便利帳」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「神事・仏事のしきたり」より
「大人のマナー便利帳」より
「NTT D-MAIL」より